プログレスバーを簡単に表示できるコマンド pv
プログレスバーを簡単に表示できる pv
について説明する。
インストール方法
自分の環境(debian 6.0.3)だと apt
でインストール出来る。RHEL系ならここかな。
使い方
端的に言うと、「cat + 標準エラー出力にプログレスバー」という動きを取る。
f440@abhoth[10]:~$ yes | pv >/dev/null
529MB 0:00:08 [67.2MB/s] [ <=> ]
8秒で合計529MB、秒間67.2MBくらいで「y」の文字が pv
を通り抜けてるのがわかる。 -l
オプションをつけると行モードになり、転送量ではなく転送行数を調べられる。
f440@abhoth[10]:~$ yes | pv -l >/dev/null
435k 0:00:10 [45.9k/s] [ <=> ]
10秒で435行、秒間45900行くらいが通り抜けてるのがわかる。
他にもおもしろいオプションとして -L
っていうのがあって、パイプから出てく流量を制限することが出来る。
用途
mysqldump
とか mysql
にくっつけてダンプ、リストアの完了時刻を予想する、とかかな。
Webで見てると、nc
とか tcpdump
とかと組み合わせてる例がある。
自分で作ったコマンドとかに、簡単に進行状況表示がくっつけられるのは便利。